civilian control 2009 7 24
シビリアンコントロールを確立するのは、
いつの時代においても、難しい。
これは、以前も書きましたが、イラク戦争中、
「それって、ホワイトハウスは承知しているのか」という事態が、
何度かありました。
アメリカですら、シビリアンコントロールは、このような状態ですから、
他の国は、どうなっているでしょうか。
軍を完全に掌握するには、
強力なカリスマ性があるか、
大きな政治的実績があるか、
軍事的な天才であるか、
いずれかの要素が必要です。
いや、できれば、二つ以上該当することが望ましい。
もちろん、民主主義国においては、
有権者(国民)の力が強いので、政治家の負担は軽減されるでしょう。
三代目 2009 6 6
昔、このような話を聞いたことがあります。
初代が会社を作り、
二代目が会社を傾け、
三代目が会社をつぶす。
こうした話を聞いて、「なるほど」と思いました。
二代目は、父の実力や業績をよく知っていますから、
何とかして、父が築いたものを守ろうとするでしょう。
(もちろん、自分が父を超えられないのは自覚しています)
しかし、これでは、会社は現状維持か、傾くか、どちらかでしょう。
三代目は、初代の苦労どころか、
こうした二代目の苦悩を知らずに育ちますから、
とても会社を経営することはできないでしょう。
もちろん、子供だけが悪いわけではありません。
親というのものは、苦労すればするほど、
「親ばか」になるという世界共通の法則があります。
昔、北朝鮮の金日成主席は、
何もしなくても存在感がありました。